敏感肌やアトピー肌の人にとって、気を付けなければならないのは化粧品だけではありません。

肌に直接触れることもある、洗濯洗剤や食器用洗剤なども気を付けなければ、かゆみなどの症状を引き起こしかねないものです。

しかし、こうした洗剤はほぼ毎日使うものですからなるべく肌に優しいものを選んでおきたいですよね。

 

 

洗濯洗剤・柔軟剤を見直そう!


 

実は、洗濯洗剤・柔軟剤に使用される成分はかなり強力です。肌に悪影響を及ぼすだけでなく、体調不良を引き起こす成分もあります。特に注意したいのが、合成界面活性剤・蛍光増白剤・合成香料です。

 

 

 

 

 

■ 成分その1  合成界面活性剤


 ほとんどの洗濯洗剤や柔軟剤に使用されている『合成界面活性剤』。この合成界面活性剤は、肌に強いダメージを与えます。

洗濯洗剤・柔軟剤には、主に2種類の合成界面活性剤が使われています。1つずつ見てみましょう。

 

● 2種類の合成界面活性剤

陰イオン界面活性

(成分名:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)、アルファオレフィンスルホン酸ナトリウムなど)

…陰イオン界面活性剤を使用することにより、泡がモコモコと立つようになります。その泡には、衣服やタオルなどの汚れを吸収し剥がす役割があります。

しかし、陰イオン界面活性剤は、タンパク質に反応し変形させる働きがあります。そのため、衣服に残留した陰イオン界面活性が肌に付着した場合、たんぱく質でできた角質層(肌のバリア機能)がダメージを受けてしまします。

陽イオン界面活性剤

(成分名:エステル型ジアルキルアミン塩、エステル型ジアルキルアンモニウム塩など)

……陽イオン界面活性剤には、洗濯物の肌触りを良くしたり、静電気を抑える効果があります。しかし、陰イオン界面活性剤よりもタンパク質を変形させる力が強く、洗濯物への残留性も極めて高いのが特徴です。

さらに、陽イオン界面活性剤は、衣服やタオルの繊維表面に付着し、吸水力を低下させます。吸水力の低い衣服を着ると、汗がうまく蒸発せず、雑菌が繁殖します。その結果、あせもなどの肌荒れを起こします。

 

 

 

 

 

■ 成分その2 蛍光増白剤成分名:蛍光剤、蛍光増白剤など)


 蛍光増白剤』が入った洗剤や柔軟剤を使うと、洗濯物が気持ちいいくらい真っ白になります。しかしこの白さは、汚れが落ちたからではなく、蛍光増白剤が衣服やタオルの繊維に染み込み残留したものです。(つまり蛍光増白剤によって、衣服やタオルが「白く染められた」ということです。)

まず、蛍光増白剤によって、肌がアレルギー反応を起こすことがあります。蛍光増白剤の付着した衣服やタオルが肌に当たると、ひどくかぶれてしまうのはこのためです。

また蛍光増白剤は、発がん性の疑いがある怖い成分です。蛍光増白剤は経皮吸収(皮膚から吸収)されると考えられています。また、蛍光増白剤のついたタオルで口を拭くと、体内に侵入してしまう恐れがあります。

 

 

 

 

■ 成分その3 合成香料(成分名:香料)


 香料は天然でも合成でも、基本的に『香料』としか表示されません。敏感肌さんの場合は、『合成香料』に注意が必要です。

天然香料と合成香料の違い

天然香料

植物や、動物から抽出された天然由来の香料です。天然香料の香りに持続力はありませんが、その分やさしいのが特徴です。(天然香料を使用した製品の多くに、『香料(ラベンダー)』など、カッコ付けで何が使用されているか表記されています。)

合成香料

石油から作られた合成香料は、天然香料よりも値段が低いです。そのため、多くの製品に使われています。しかし合成香料も、蛍光増白剤と同じように、アレルギーの原因となることがあります。

また合成香料には、香りの持続力がありますが、強すぎるのが問題点です。合成香料を嗅ぎすぎると、ホルモンバランスが崩れてしまいます。ホルモンバランスが崩れると、肌荒れが起こりやすくなるので要注意です。

 

 

 

 

 

■ 柔軟剤について


 

衣服やタオルをフワフワにしてくれる柔軟剤。使用している人は多いはず…。

 

しかし、多くの柔軟剤には、陽イオン界面活性剤と、香りの強い合成香料が使用されます。肌への刺激を軽減するためにも、柔軟剤の使用は避けましょう。

 

洗濯洗剤のみで、衣服やタオルがゴワゴワになる場合は、『クエン酸』の使用をオススメします。クエン酸は、敏感肌さんだけでなく、アトピー肌さんも使用できるくらい優しい成分です。

クエン酸で代用してみよう!

一般的な家庭用洗濯機(中型6kg、水量60L)の場合は、クエン酸2gを使用します。

 

● 使用方法

  1. 少量のぬるま湯で、クエン酸を溶かします。
  2. すすぎ終わり間近に、溶かしたクエン酸を投入。
  3. 後は脱水するだけ!

とっても簡単ですね

 

 

 

安心・安全な洗浄剤を選んで、特に気を付けたいのが、素肌に直接触れるもののお洗濯です。

 

 

 

 

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